Electromagnetics and Ham Radio
Experiment 15

■同軸の実験■

同軸のZ0も計測してみました。計測結果はBEM解析と比較し下表にまとめてあります。 材料としては、外側導体に矩形と円形を使ってみました。内側導体は円形のパイプです。参考までに 5D-2Vの同軸ケーブルも載せておきました。実験結果と解析結果は下表のエクセルを参考にして下さい。
Z0ですが、実験結果か解析結果とそう大きく離れていなくて、リーズナブルな値を 出しています。ただ実験では、Lの実験時同軸の遠端をショートしますが、ここに余分なリード線が 有るとL値が大きくなるとという不具合が発生します。今回は短絡リードを出来るだけ短くするように心掛けました。
同軸ケーブルのZ0の測定方法ですが、今回はAA-600を使いケーブルの他端を開放と短絡で測定を行い √(XcloseXopen)で計算しましたが、AA-600のマニュアルには他端に無誘導抵抗(50Ωか100Ω)を 接続する方法が載っています。

形状 外側導体 内側導体 誘電体 Z0 [Ω]実験 Z0 [Ω]BEM解析 計測と計算結果ファイル
1.5tX15X15
Alminum
L=1000mm
0.6tΦ8
Alminum
L=995mm
Air 28 29 BEMresult矩形15x15with8pipe.xlsx
1.5tX15X15
Alminum
L=1000mm
0.5tΦ6
Alminum
L=995mm
Air 45 47 BEMresult矩形15x15with6pipe.xlsx
1.0tΦ15
Alminum
L=1000mm
0.5tΦ6
Alminum
L=995mm
Air 44 46 BEMresult円形15with6pipe.xlsx
同軸ケーブル 5D-2V 比誘電率εr=2.2 50.5 50 並行2線の特性インピーダンス.xlsx


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