話しを又 Heat Flow (q) に戻します。今までは、ベクトルを表示するのに、太文字を用いてきました。今後も、時と場合よっては用いますが、もっと便利な表示方法があります。それは、Index Notation です。下が Heat Flow をIndex Notation で表わした式です。qの添字(i)は Free Index と言います。
そして、境界面から出る全熱流束(Heat Flux)を Index Notation で書くと、次の様になります。
上式の様に、1つの項に同じIndexが2以上現われるIndexをDummy Index と言います。その場合、Dummy Indexは、和(Summation)をとることになっています。つまり、
ここに、n1=dy/ds、n2=-dx/ds です。niのベクトル表示のところを見て下さい。
話しが四方八方へととびましたが、今まで習ったことを使ってHeat Balance Equation を書くとどうなるか考えてみましょう。下に3つの方法で Heat Balance Equation を書いておきます。勿論、全て同じです。貴方もこの式が導ける様になって下さいね。
上の式のscalar表示変数とindex表記を結び付けて、Neumann型境界条件として下の様に書き表わすこともあります。
qn = qi ni |
BACK | NEXT |
---|
Menu | Heat Eq. | Cdtvty | WRM2 | Tri | Stiff | Bound | Ex | Rmk |