One Dimensional Finite Element Method
Integral By Element-6

■Program BUCKLE.FORの紹介■
まずプログラムを眺めて下さい。 上のプログラム名をクリックするとプログラムが表示されます。 このプログラムをコンパイルし実行するためには入力用のファイルが必要です。 入力ファイル名はBUCKLE.DATにしてあります。
プログラムを眺めている最中に、訳の分からない変数名が沢山目についたと思います。 とりあえず基本的な変数と理解しにくそうな変数を下に並べてみました。 ご覧下さい。

変数名 Type 意 味
ND整数要素内の節点数のこと
MXE整数領域内の最大要素数のこと
MXN整数領域内の最大節点数のこと
P実数力 P のこと。
NE整数領域内の要素数のこと
NNODE整数領域内の節点数のこと
NODEX(I,J) 整数要素毎に上流と下流の節点番号を指定する
EI(I)実数要素毎のEIのこと
X(I)実数節点の座標値のこと
IBTYPE(K)整数境界条件のこと
Dirichlet型境界条件の場合はIBTYPE=1
Neumann型境界条件の場合はIBTYPE=2
を入力する。 境界条件の組み込みは上流と下流の2箇所あることに注意して下さい
BV(K)実数境界値のこと
A(I,J)実数連立方程式のマトリックスです。これは、 N×Nのフルマトリックスであることに注意してください。
RHS(I)実数連立方程式の右辺です。計算が終了すると、この中に解析結果のuiが入ります。

上表の説明でもまだまだ理解しにくいので、サブルーティン毎に説明します。

Subroutine INPUT
ここでは、ファイル(BUCKLE.DAT)からデータの読み込みを行います。 下図をご覧下さい。 この図に従いデータを書いてみました。節点1がDirichlet境界で、節点5がNeumann境界です。要素数は4で要素のEIは1としました。

下表が BUCKLE.DAT に書き込まれるデータです。数値間はスペースで区切って下さい。

1.荷重 P=1.
4要素数 NE=4
1 1 2 1.第1列が要素番号、第2列が要素左端の節点番号、第3列が要素右端の節点番号、
第4列が要素のEI値となっています。要素数が4であるから、行数も4となる。
2 2 3 1.
3 3 4 1.
4 4 5 1.
1 0.各節点におけるx-座標値を示している
要素数が4であるから節点数は5である
2 0.125
3 0.25
4 0.375
5 0.5
1 1.上流がDirichlet型境界条件(Type=1)で値が1.である
下流がNeumann型境界条件(Type=2)で値は0.である
2 0.

上のデータでBUCKLE.FORを実行してみて下さい。 結果が出ない場合は、私へE-Mail address(click here)して下さい。
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