■応力分布は本当に線形か?■
応力分布については、Hooke's Law で調べることが出来ます。(Hooke's Law に関する事柄については、
Solid Mechanicsで詳しく紹介します。)
それは、
εxx=(1/E){τxx-υ(τyy+τzz)} |
もし、τyy=τzz=0 と仮定出来れば、εxx=(1/E)τxx と書けます。 多分、Cチャンネルの中央部分の1cmを考慮すれば、この仮定は、ほぼ正しい言えます。 ”ちょっと待てよ、 τyy は、表面でゼロだけど、内部ではゼロになりません。 ”と言いたい方があるかと思います。確かにそうですね。εyy が、ゼロじゃありませんからね。 多分、τyy は y軸方向に3次曲線を描くと思われます。 ちゃんとしたことはSolid Mechanicsで勉強するとして、 ここでは εxx=(1/E)τxx ということにしておきましょう。
作業を始める前に、ここで使う座標を定義しておきます。 下の左の図を見て下さい。Beam の断面では、x'-y' を使います。 Beam の全体は x-Y 座標で表します。 そして 半径Rの円の中心は、(H,0) になります。