Electromagnetics and Ham Radio
Inductance19
INTERNAL.SOL をエクセルにドラッグアンドドロップし、内部点のAzをプロットすると下図が得られます。 観測点の座標は、(x,y)=(0,-40~+40)です。

最後に POSTPROCESS.FOR を実行します。 BOUNDARY.SOLDELTAP.SOL の2つのファイルが出力されます。

BOUNDARY.SOL をエクセルでプロットすると下図が得られます。Azの最大値は、0.300近くにあることが分かります。 領域内の計算(上図)では、境界の節点(上の図の節点番号20, 28, 4, 12)を選択しないようにしていますので、 境界での値を見る必要があります。 導線の表面の周囲でのAz値は下図のようになっています。

計算結果から最大値は、節点12でAz=0.335397248587849という結果になっていますが、 B(x)が一定という境界条件を与えているため、磁束を決めるには少しstudyが必要のようです。
なぜかというと、例題1で判明したように、B(x)は、節点12付近で最小になり、節点4付近で最大になっていました。 これを考慮し、ここでは、導線周囲のAz値の平均値を計算し、上と下の導線の平均値Az差を磁束Φとしました。
上図の上側の曲線の平均値が0.28847ですので、磁束は、2×平均値のΦ=0.5769になります。


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