Electromagnetics and Ham Radio
Inductance10
ベクトルポテンシャルのAzですが、xとy座標の関数ですので、分布図を作成できます。 ここでは、x=0のときのAzを下図にプロットしてみました。 AREA.SOL には、2つの導線の断面積が確認のために出力されています。 上図の場合、2×πa2ですから、2πに近い値が入ります(π=3.14159のパイです)。

横軸は、y座標です。 導線の表面の磁束密度B(x)についても計算してみました。 まず計算する式ですが、磁束密度のベクトルB(x)は、次の様になっていました。

これをタンジェンシャル方向とノーマル方向の単位ベクトルを使って書くと以下になります。

すると、B(x)=B(x)・tですから、 以下の結果になります。

上の式で磁束密度B(x)を計算してみました。計算した座標点は、下図の橙色の丸の位置です。 また、タンジェンシャル方向とノーマル方向の単位ベクトルについても、以下の図を見て下さい。 座標点のデータは、 SET4.FOR で作成され、 DPDN.DAT に書き込まれます。


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