Electromagnetics and Ham Radio
Balun06
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□Case 4 D/a=3□
ここで使った材料の構成はCase 3と同じですが、熱収縮チューブをΦ1.5mmからΦ2mmにしました。 収縮時厚みがΦ1.5mmより厚くなります。結果D/a=3を得ています。以下がFT-140#43に巻いた状態です。 伝送線路が少し太くなりFT-140に巻く限界でした。この場合の関数f3による特性インピーダンスは、Z0=115Ωです。
このCaseも上のCase4と同様に、GAPに誘電体が入り特性インピーダンスの値を低下させる可能性があります。

Case 伝送線路 / 伝送線路の断面 / バラン
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□Case 5 D/a=3.5□
材料構成はCase 4とほぼ同じですが、Φ2mm熱収縮チューブの長さ約900mmを1本追加します。 下図に示すようにCase 4の長い方の導線にΦ2mm熱収縮チューブを更に通し二重にします。 すると、D/a=3.5になります。この場合の関数f3による特性インピーダンスは、Z0=139Ωです。 下図が伝送線路をFT-240#43に巻いた状態です。FT-140には巻けないので1つ上のコアーサイズにしました。
このCaseの場合、熱収縮チューブが誘電体として顕著に特性インピーダンスに影響することが考えられます。

Case 伝送線路 / 伝送線路の断面 / バラン
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