■Strain Hardenning■
部材を塑性域まで力を加えると、弾性限界の応力が大きくなることが、実験で知られています。この様な現象をStrain Hardenning と言いいます。特に、アルミや銅などに見られる現象です。下図を見て下さい。
弾性限界(Y(0))からY(1)のところまで力を加え、力を解放します。そして、また弾性限界になるまで力を加えます。すると、弾性限界になる応力は以前よりも大きいY(1)になります。次に同様なサイクルを行うと、弾性限界の応力はY(2)になります。この様に、弾性限界の応力は、永久的に大きくなって行きます。このとき、Young's modulus には、変化はないが、部材の等方性は崩れていくことが知られています。
■疲労破壊■
疲労破壊は、有限要素法との関連は薄いが、繰り返し応力を受ける製品を設計する上では、重要なパラメーターの1つです。下図に2つのケースを示します。
BACK | NEXT |
---|
Menu | Basics | Material | τ-ε | Failure | Navier | 3dim | 2dim | Sample |