同様に、τxx=C-τyyとおくと、次の様な円の式が導けます。
座標軸を90度回転すると、τxxが回転前のτyyと同じ値になることに注意して下さい。つまり、上の式と、その前の式は、同じ作用をする式であることになります。ここでは、円の式をもっと一般化するためにτxx or τyy = τnn、τxy = τnsとします。
すると次の円の式が出来あがり、この式によって描かれる円をMohr's Circle と言います。
下にMohr's Circleを示します。貴方は、円の大きさと位置を、上の式を見ながら確認して下さい。
図を参考にすると、主応力τ1とτ2と、最大せん断応力を計算する式を、簡単に導き出すことが出来ます。
上の図でもう1つコメントしたいことが有ります。 それは、Mohr's Circle で180度回転すると、実際の部材上のx-y座標系では90度回転するということです。つまり、x-y座標系で座標軸を90度回転すると、τ1とτ2が入れ替わります。 このことより、x-y座標系での回転角をθとすると、Mohr's Circle では2θ回転することになります。
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