One Dimensional Finite Element Method
Integral By Element-10

条件を見つけ出すために第2の方法を計算してみましょう。 最初が要素1上での積分で、次が要素2上での積分です。 ともにφ2が重み関数の積分です。


要素1上での積分


要素2上での積分

連立方程式を作るのと同じ要領で上の2つの式からの計算結果を足しあわせます。 すると次の様な結果になります。

上の式を1次要素のセックッションで計算したR(u)φ2(x) の積分式(つまり第1の方法)と比較してみて下さい。 特に右辺を見て下さい。 -q2は要素1の境界積分から出てきた値です。 そして+q2は要素2からの値です。

要素間が連続であるためには上の式の-q2+q2 が ゼロ でなくてはならない事になりますね。 何故かと言うと領域を2つの要素で分割せずに1つの要素で近似していれば上の式の右辺はゼロになっているはずですからね。


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