■C(ξ)の値■
前ページの2つの式(境界積分式とFree term) のxは、与えられた領域内とその境界で有効です。しかし、Source point であるξには、その様な制限はありません。つまり、ξは、領域内、境界、および領域外に位置していても何ら問題はありません。

下図に3つの source points を示します。この3つについてC(ξ)を計算してみましょう。

まず、source point が領域内にある場合ですが、これについては、領域内に半径が1(r=1)の円を描きます。下図を見て下さい。C(ξ)については、境界に沿って積分するのと、r=1の円周に沿って積分するのは同じでした。