Two Dimensional Boundary Element Method
Discretization by Constant Element-11

ところで、要素の中央にあるξi の位置は、下式で表わすことが出来ます。

これまで紹介した計算式に、必要な値を代入すると、下の連立方程式が完成します。ここで再度、注意しておきますが、{h} と {qn} は、それぞれn個あります。合計で2nになります。そして、その内の半分のnコは既知で、残りの半分は、未知になっています。

[C]{h} + [G]{qn} - [F]{h} = {0}

後は、上式を未知と既知に分離し、未知について解くだけです。詳細については、次のセックションの例題を見て下さい。

■領域内部の点■
境界上の{h} と {qn} が求まると、領域内部の点(ξ)での h やqi は、簡単に得ることができます。つまり、下式(Interior equation) を単純に計算すれば、h(ξ) 得られることになります。これは、以前にも紹介しましたね。


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