Electromagnetics and Ham Radio
Experiment 8
この関数Δfは実験値から関数f3の値を差し引いた値を近似しています。下図を見てください。 青のは、実験値からf3を差し引いた値です。 赤色のは、α=0.25、β=0.3のときのΔfの値です。

そしてこのΔfをf3に加算しプロットすると下図左のようになります。 青のは、実験値です。 橙のは、f3です。 そして横軸のD/aを2から6の区間をプロットすると以下の右になります。

なんとなくいい感じのL関数の近似式になっています。したがって、インダクタンスの関数は以下の式で表すことができます。

\begin{eqnarray} f_{new}=\frac{1}{\pi}\left(0.3{exp}\left(-0.25\left(\frac{D}{2a}-1\right)\right)+ {log}_e\left(\frac{D}{2a}+\sqrt{ \left(\frac{D}{2a}-1\right) \left(\frac{D}{2a}+1\right) } \right)\right) \end{eqnarray}

ここでD/a=rとおくと以下のように書き表せます。

\begin{eqnarray} f_{new}(r)=\frac{1}{\pi}\left(0.3{exp}\left(-0.25\left(\frac{r}{2}-1\right)\right)+ {log}_e\left(\frac{r}{2}+\sqrt{ \left(\frac{r}{2}-1\right) \left(\frac{r}{2}+1\right) } \right)\right) \end{eqnarray}

この式はあくまで実験値をベースとした式ですので、理論的な裏付けが有るわけではありません。


Preceding Page Next Page

Menu Inductance Capacitance Z0 EXP Balun Coaxial Off center fed DP Helmholtz FEM BEM
Internet College of Finite Element Method