■計測結果■
下図を見て下さい。横軸がD/a、縦軸が関数fiの値です。 オレンジ色の■●〇がCから得られた関数値で、青色の■●〇はLの関数値です。 中空の〇と〇はパイプの関数値です。結果を見ると明らかにCとLの関数値は一致していません。 上のグラフのCのみに注目すると、ペア導線が中空かソリッドに関係なく1つの曲線上に測定点が並んでいます。 これは、導線表面の電位が一様であると仮定した時の解析結果とよく一致します。 後ほど測定値と解析値を比較してみます。Lの値ですが、パイプとソリッドで違いが有るようです。 ソリッドの■●と比較するとパイプの結果〇の方がCの関数に近いようです。 下の図は、上図の拡大でD/aが2から8の関数値を表しています。 この図から見てもLとCは一致していないのが分かります。また、パイプのLはCに近いが一致することはありません。