Electromagnetics and Ham Radio
Capacitance25
もう少し説明を加えると、最初に計算された値をδV1とQ1とします。 δV1=2×VですからδV1=1です。 また、CδV1=Q1ですから、C=Q1/δV1です。 境界条件の電位Vを変えて2回目を計算したとします。 すると、CδV2=Q2です。この時Q2=1が得られたとします。 キャパシタンスのCは同じですから、以下が言えます。 δV1=1、Q2=1です。

\begin{eqnarray} \frac{Q_1}{{\delta V}_1}=\frac{Q_2}{{\delta V}_2} \end{eqnarray}

よって、δV2=1/Q1となります。ラプラス方程式は線形ですか繰り返しは1回で済みます。

今回は、この項のためにデータ作成プログラムを新たに作成しました。 それはSETUAZ.FORです。 このプログラムを実行すると、既知の境界値としてVを指定できます。境界要素法のプログラムは、以前と同じです。 次に、計算結果の読み取りを容易にするために、プログラム POSTPROCESS.FOR には、上に示すD(x)の線積分を計算する部分があります。 結果はファイル DELTAP.SOL に入ります。 まず、 SETUAZ.FOR をGAP=4で実行します。RADIUS=1になっています。次に BEM8LINU.FOR を実行します。


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