Electromagnetics and Ham Radio
Capacitance22
最後に POSTPROCESS.FOR を実行します。 BOUNDARY.SOLDELTAP.SOL の2つのファイルが出力されます。
BOUNDARY.SOL をエクセルでプロットすると下図が得られます。 電位の最大値は、0.300近くにあることが分かります。 領域内の計算(上図)では、境界の節点(上の図の節点番号20, 28, 4, 12)を選択しないようにしていますので、境界での値を見る必要があります。 導線の表面の周囲での電位は下図のようになっています。

計算結果から最大値は、節点12でV=0.335397248587849という結果になっていますが、Dnが一定という境界条件を与えているため、 電位差を決めるには少しstudyが必要のようです。 なぜかというと、例題1で判明したように、Dnは、節点12付近で最小になり、節点4付近で最大になっていました。 これを考慮し、ここでは、導線周囲の電位の平均値を計算し、上と下の導線の平均差を電位差としました。 上図の上側の曲線の平均値が0.28847ですので、電位差は、2×平均値のV=0.5769になります。 例題1(Domin Integral Vmax)とここでの計算結果(Boundary Integral D(x) Assign)およびキャパシタンスの近似に使われている関数値を下の図に示して有ります。 計算条件は、例題1と同じa=0.5です。


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