■電位差の考察■
これまでは、電位差としてVの最大値-最小値としてきました。
領域型の計算上、Vの最大値と最小値は、導線の内部に存在していますが、
電位が導体の内部で大きく変化するとは考えにくいです。
そこで交流電流での表皮効果も考慮し、導線の表面でもVの値を計算し今後の参考にしたいと考えています。
そこで、上の議論を考慮し下図の点AとBでもVを計算し電位差を概算してみることにします。
ここではそれらの電位差をVAとVBと呼ぶことにします。
プログラムでは、導線周囲にV値を平均して点Aの値としています。