Electromagnetics and Ham Radio
Balun19
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1:1 Case3は存在していません。
□1:1 Case4 D/a=2.36875の場合□
特性インピーダンスZ0=50Ωのバランは、上の2つのバランの間にあると予想し、
直径1.6mmのエナメル線と導線の片方にΦ1.5mmの熱収縮チューブを被せて伝送線路を作りました。
結果GAP=0.295mmとなり、D/a=2.36875を達成しています。
下の2つの図から伝送線路の特性インピーダンスZ0は50~52.1Ωに存在していると推測しました。
Case | バラン | XS vs. 周波数 | SWR vs. 周波数 |
4 |
1:1 |
|
|
1:1のバランをまとめると以下になります。
Case |
導線の直径 [mm] |
GAP [mm] |
D/a |
Z0下限値 [Ω] |
Z0上限値 [Ω] |
1 |
1.2 |
0.050 |
2.08333 |
39.2 |
41.2 |
2 |
1.2 |
0.340 |
2.56667 |
58.9 |
63.3 |
4 |
1.6 |
0.295 |
2.36875 |
50 |
52.1 |
◆1:4 Case3 D/a=2.833333の場合◆
1:4バランについても製作した中からいくつかピックアップして伝送線路のZ0の測定を試みました。
まず、Case3 のD/a=2.833333は、最初に作ったバランです。ZLに200Ωを付けても良い結果をだしています。
下はXs(リアクタンス) vs.周波数とSWR vs. 周波数のグラフです。
これらから、伝送線路のZ0は89.35~96.7Ωの間にあると判断しました。
89.35=178.7/2、96.7=193.4/2。SWRの計算では、基準インピーダンスをZL/4にしています。
Case | バラン | XS vs. 周波数 | SWR vs. 周波数 |
3 |
1:4 |
|
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