□POSTTAU.FOR□
データファイル STATIC04.DATとファイル DISPLACE.MNTをベースにして、τxx、τxy、τyy、最大主応力(τ1)、最小主応力(τ2)、それに、Mises応力を計算します。計算結果は、ASCIIファイル STRESS04.DATで見ることができます。
POSTTAU.FORを実行すると各要素の節点における各応力値を計算します。前にも言いましたが、要素間の応力値は、不連続です。ここでは、要素間の応力を連続にするために、節点の応力値を平均しています。つまり、各節点について、シェアーしている要素の応力値の合計と要素数を検出し、平均値を計算しています。このプログラムは、今のところ4-noded isoparametric要素のみが使用可になっています。
□PLOTFILE.FOR□
このプログラムは、入力データ(STATIC04.DAT)およびPOSTTAU.FORの計算結果(STRESS04.DAT)の作図を行うためにコンターの座標を計算します。このプログラムを実行すると、
ファイル DISPLACE.OUT, ELEMENT4.OUT, MISES000.OUT, STRESS01.OUT, STRESS02.OUT, STRESSXX.OUT, STRESSXY.OUT,STRESSYY.OUTが出力されます。
その他にも様々な作図が可能です。下表を見て下さい。
等高線の数 | 作図 | 作成されるASCIIファイル名 |
---|---|---|
なし | 要素分割 | ELEMENT.OUT |
なし | 変位 | DISPLACE.OUT |
22 | Mises 応力 | MISES000.OUT |
22 | τxx | STRESSXX.OUT |
22 | τyy | STRESSYY.OUT |
22 | τxy | STRESSXY.OUT |
22 | τxy | STRESSXY.OUT |
22 | τ1 | STRESS01.OUT |
22 | τ2 | STRESS02.OUT |
各ファイルには、直線を描くための情報が入っています。そして、各行には2つの実数がスペースをはさんで書き込まれています。最初が直線の始点を表すためのxとy座標値で、次の2つは直線の終点を意味します。そしてその後に空行 が入っています。表計算ソフトは空行が有ると線が続かないことを意味します。 また、等高線の数は上記では22に固定していますが、プログラムPLOTFILE.FORの変数に NSTEPが有ります。検索で探してみて下さい。この数値を変えれば等高線の数を増減できます。
ここで出来上がったファイルを表計算ソフトに読み込ませ、表のカラムAを押しA列をハイライトします。次にタグのデータを選択し区切り位置をクリックします。カンマやタグなど......を選択し次へ(N)>をクリックします。区切り文字を選択し 完了をクリックします。すると、A列に有ったデータがB列とC列に分解されます。B列とC列を一緒に選択しタグ挿入の散布図の折れ線グラフのアイコンをクリックすると作図されます。
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