これまでは、x軸方向のひずみについて説明してきましたが、yz軸についても同様な議論が成り立ちます。下に、3次元空間におけるひずみを示します。
上図に示すひずみをNormal Strainと言い、座標軸方向の伸び率を意味します。そして、引っ張られている状態をプラスです。また、ひずみεijのiは、ひずみを測定している面を意味し、jは伸びの方向を示しています。下図を参考にして下さい。
ひずみには、Normal Strain以外に、Shear Strain が有ります。 次に、Shear Strain について説明します。前にも述べましたが、Shear Stress が作用すると部材は、下図の左に示す様な変形をします。すると座標軸と部材の側面の間に、角度θxy と θyxによる扇状のすき間が出来ます。下図の右がそうです。
Shear Stress による変形を、部材から見ると次のことが言える。
部材の変形角度 = θxy + θyx |
この部材の変形角度をγxy又はγyxで表しShear Angle と言います。つまり、
γxy = γyx = θxy + θyx |
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