最後がFree Selection Shear法/ξ=0.01による計算結果です。この方法は、せん断応力の項のみにFree Selection法を適用するテクニックです。積分のサンプリング点としてξ=+/-0.01を採用していますが、値について深く吟味したわけではありません。限りなくゼロに近づけ、且つ“やじろべえ”のよる振動モードが出ないような値を選定しました。この計算のためにEIGENLANCZOS_SOLID3-BI-SHEAR-WITH-FREE-SELECTION.FORを作成しました。
下図は、4方法によるモード毎の計算精度を表しています。横軸は1次元解析でのモードで、縦軸は1次元解析との絶対差を%で表しています。1から4モードまではFree Selection法とFree Selection Shear法が4法の中で良い精度を出しています。従来型の低減精度積分法は、確かに正規GL積分法より計算精度は向上しています。
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