Three Dimensional Finite Element Method
Soild Eigenvalue
-7

それでは、早速様々なケースの梁の固有値を計算してみましょう。

■片持ち梁■
片持ち梁ですから、左端つまりx=0を固定端、x=Lを自由端とします。すると、 Y(0)=0Y'(0)=0から 0=C2+C40=C1+C3 が得られます。つまり、C2=-C4とC1=-C3と言うことになります。 そして、Y"(L)=0Y"'(L)=0から以下が得られます。

C2=-C4とC1=-C3から34を消去すると、 以下の結果がえられます。。

固有値λは上式を満足していなければなりません。つまり、上のマトリクスの行列式をゼロと置いたときが解になります。ここで注意したいことは、sin2(x)+cos2(x)=1cosh2(x)-sinh2(x)=1 です。これを踏まえると、行列式=0は以下の結果になります。

上式の厳密解は有りませんが、近似解でしたらNewton-Raphson法で計算するすることができます。実際にFINDROOT.FORを実行すると、ファイルROOT.DATを出力します。最初の4つは以下のようになっています。。

λi計算値
11.8751040687119611
24.694091132974175
37.854757438237613
410.995540734875467

固有値(λ)と固有振動数(ω)とは以下の関係であることは以前伝えました。

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