◆Neumann型境界条件と境界値の入力◆
ここでは、支配方程式にLaplace Equation を使ったので、Neumann型境界条件はかなりシンプルになっています。つまり、qnに数値を指定するだけです。特に、qn=0 を Natural境界条件と呼ばれ、熱的に絶縁されていることを意味します。この場合、入力データの NB にカウントする必要はありません。
◆プログラムで使われる変数◆
プログラムでは、沢山の変数が使われています。変数名と変数の意味/目的との関係がなるべく分かる様に、変数名を決定しました。しかし、プログラムを見ていて理解できない変数名にぶつかった時には、下表を見て下さい。
変数名 | TYPE | 意味/説明 |
---|---|---|
ND | 整数 | 要素の節点数。 |
MXE | 整数 | 考えられる最大の要素数。 |
MXN | 整数 | 考えられる最大の節点数。 |
MXB | 整数 | 考えられる最大の境界上の節点数。 |
MXW | 整数 | 考えられる最大のHalfbandwidth。FEM3Q.FORのみ |
NBW | 整数 | 入力されたNODEX(I,J)から算出されるHalfbandwidth。FEM3Q.FORのみ。SUBROUTINE BANDWIDを参照のこと。 |
RK(I,J) | 実数 2次元配列 | Global [K]マトリックス。つまり、連立方程式のマトリックスのこと。 |
RHS(I) | 実数 1次元配列 | 連立方程式の右辺ベクトルのこと。 |
SK(I,J) | 整数 2次元配列 | Local [k]マトリックス。SUBROUTINE STIFMTXでは、STIFF(I,J)となっています。また、要素の面積の計算方法にも注目して下さい。 |
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