Two Dimensional Finite Element Method
Example Problems-6

◆Neumann型境界条件と境界値の入力◆
ここでは、支配方程式にLaplace Equation を使ったので、Neumann型境界条件はかなりシンプルになっています。つまり、qnに数値を指定するだけです。特に、qn=0 を Natural境界条件と呼ばれ、熱的に絶縁されていることを意味します。この場合、入力データの NB にカウントする必要はありません。

◆プログラムで使われる変数◆
プログラムでは、沢山の変数が使われています。変数名と変数の意味/目的との関係がなるべく分かる様に、変数名を決定しました。しかし、プログラムを見ていて理解できない変数名にぶつかった時には、下表を見て下さい。

変数名TYPE意味/説明
ND整数要素の節点数。
MXE整数考えられる最大の要素数。
MXN整数考えられる最大の節点数。
MXB整数考えられる最大の境界上の節点数。
MXW整数考えられる最大のHalfbandwidth。FEM3Q.FORのみ
NBW整数入力されたNODEX(I,J)から算出されるHalfbandwidth。FEM3Q.FORのみ。SUBROUTINE BANDWIDを参照のこと。
RK(I,J)実数
2次元配列
Global [K]マトリックス。つまり、連立方程式のマトリックスのこと。
RHS(I)実数
1次元配列
連立方程式の右辺ベクトルのこと。
SK(I,J)整数
2次元配列
Local [k]マトリックス。SUBROUTINE STIFMTXでは、STIFF(I,J)となっています。また、要素の面積の計算方法にも注目して下さい。

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