Electromagnetics and Ham Radio
Capacitance8
上の領域積分を計算するためにプログラムDOMAIN.FORを作成しました。 このプログラムは、上図に示す要素分割、要素の節点の座標とInternal points(選択した内部の点ξ)の座標を読み込むと Internal pointsでのV(x)を計算してくれます。読み込むデータは、 SET4.FOR で作成できます。 このデータ作成プログラムは、3つのファイル DOMAIN.DATDPDN.DATELEMENTCG.DAT を出力します。
DOMAIN.DAT には要素分割など積分に必要なデータが入っています。 DPDN.DAT には、導線の表面でDnを計算するための座標値が入っています。 ELEMENTCG.DATには上の図を描くためのデータが入っています。 これらのファイルは、エクセルで読み込んで内容を確認出来ます。
そしてDOMAIN.FORを実行すると、 INTERNAL.SOLDPDN.SOLAREA.SOL の3つのファイルが作成されます。 INTERNAL.SOL にはInternal pointsでのV(x)が入ります。 DPDN.SOL には DPDN.DAT で指定された点でのDnが入っています。 実際にはEnが入っていますので、Dnはエクセルで計算できます。 AREA.SOL には、導線の断面積が確認のために出力されています。 上図の場合、2×π×a2ですから、2πに近い値が入ります。

Internal pointsを下図に示します。橙色の点がξの点です。すべての点のx座標値は、ゼロです。


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