■8-Noded要素のFEM8Q.FORの紹介■
FEM8Q.FORとFEM4Q.FORとの相違点は3つです。
1つ目は要素の節点数を決めるNDがND=8になっています。2つ目は、ND=8に伴い、Subroutine ISOPARAに、8つの形状関数がコーディングされています。3つ目は"剛性マトリクス"を作り上げるためのGauss-Legedre数値積分のサンプル点の数INTEPTです。FEM4Q.FORが2で、FEM8Q.FORが3になっています。
FEM8Q.FORにも、入力データを作成する SETFEM8.FORが用意されていますので使ってみて下さい。領域と境界条件は、以前と同じです。
このプログラムを実行すると、
入力データファイルFEM08INPUT.DAT、
FEM8Q.FORのメモリー制御用のファイルPARAM.DAT、
要素分割ファイルELEMENT8.OUT
を作成します。
ちなみにSETFEM8.FORの実行中に、NEX=2とNEY=2を入力すると、下図の要素構成を出力します。ELEMENT8.OUTを表計算ソフトのエクセルで描いても同様な結果が得られます。
FEM8Q.FORを実行すると、FEM4Q.FORと同様に入力データのエコーと計算結果は SOLUTION.FEMに、計算結果のみはSOLUTION.BINに 書き込まれます。
8節点用にもグラフィックのプログラムを用意しました。下図はNEX=10, NEY=10で温度を計算しGRA8FILE.FORで描いた結果です。
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