前例と同様にLANCZOS-SYMM-SOUND-JACOB.FORを入力データ(EIGN2D4.DAT)で実行すると、ファイルEIGENVA-JCB04.LAZが作成されます。まとめると以下の結果になります。
FFTによる実験データの解析結果は以下のようになりました。実験によるヘルムホルツ共振周波数は約250Hzになっています。解析が256.57Hzですから解析の方が幾分高い値をしめしています。
以上、円筒座標系による音響解析を紹介しました。実験結果と比較してもそん色ない計算値を出してくれています。円筒座標系で表される3次元形状であれば円筒座標系の支配方程式でヘルムホルツ共振周波数を精度よく概算できることはわかりました。
これで音響固有値の解析は終わりにします。次はソリッドの固有振動です。
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