■1980 Spring Semester■
私は、書類上前の学期から大学院生でした。つまり、何もしなければこのままこの大学の学院生を続けることに
なっていました。下に示す手紙は、土木学科からのもので私をMasterの学生として受け入れたいという内容に
なっています。
しかし、全学期で目から鱗が落ちた有限要素法を真剣に教えてくれる科目は無きに等しかったので、 他の大学へ転校することを考えました。とりあえず、下に示す科目を取りながら情報を集めることにしました。
CIE526は、弾性力学の有限要素法を教える科目でした。授業は、本を元に進みプログラムを作るプロジェクトは
なくちょっと拍子抜け授業でした。しかし、授業で使っている本の著者は、この大学で博士を取りNASAでは
有名な教授でした。調べたとこをこの教授はUniversity of Arizona(UofA)にいることが分かり、私はこの時点で
UofAに転校することを決意しました。
CIE541は、地下水の流れを勉強する科目で私のアドバイザーが教えていました。地下水の流れは、熱の流れと
似ています。ですから、地下水の流れの学問は、熱力学に頼るところが多い。
CIE627では、連続体の力学を非直行座標系で教えていました。この力学はアインシタインが考案したもので、
数式をタイプライターで簡単に書けるようにするのが発端だった聞いています。教室でも教授は、黒板にちょっと
だけしか書きません。その上、チョークで薄く書いていました。”濃く書くとチョークが無駄だし消すのも
大変だからね”といっていました。授業を聞いている学生もどこから手を付けて勉強すればよのか分からない
様子でした。私にもちょっと荷が重かったので、この科目はドロップさせて頂きました。ということで
以下が実際に取った科目です。
最後のCIE633は、確率論で数学モデルを作り上げ、様々な技術問題を解こうと試みる方法を教える科目でした。
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