さて、速度ベクトルの収束状況は、どの様になっているでしょう。第2粘性係数が大きくなるにつれ、速度ベクトルは、ある値に収束するはずです。もし、収束しないとなると、第2粘性係数に関する全ての理論が崩れてしまいます。
では、早速、速度ベクトル{u,v}をプロットしてみましょう。下に、領域の中央付近のuとvを λ/μの関数としてグラフにしてあります。
u vs. μ/λ | v vs. μ/λ |
結果をみると、λ/μ=1x104付近で既に収束しているのが確認できます。その他の節点および要素でのdivV vs. μ/λ、λdivV vs. μ/λ、u vs. μ/λ、v vs. μ/λについては、SET4NS12NEW.FORの変数VRATIO(現在VRATIO=1.D7)を変化させて計算してみて下さい。
ここで紹介した数値解析の結果をまとめると、下の結論にたどり着きます。
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