■計算条件■
円柱回りの流れの計算例は、流体関連の本で、よく見ることが出来ます。円柱の下流側に発生する渦とReymolds数の関係については、流体力学の本に詳しく解説してありますので、そちらを参考にして下さい。ここでは、プログラムNSEQを使って、Reymolds数=250
で発生する渦を再現することにします。
計算に用いた、パラメーターと計算領域を下に示します。
パラメーター | 値 |
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粘性係数(μ) | 0.004 |
第2粘性係数(λ) | 40000 |
タイムステップ(Δt) | 0.05(固定) |
円柱の直径 | 1.0 |
流れの幅 | 4.8 |
上流の流速 | 1.0 |
最大誤差(ERMAX) | 0.001 |
最大要素サイズ(Δx*Δy) | 0.4*0.4 |
上表をベースに計算領域を要素分割すると、次の様になります。円柱周辺は、流れが乱れるため多少、小さめな要素で分割してあります。
円柱回りの入力データの作成には、SET4NS14NEW.FORを使いました。このプログラムには、節点番号をリナンバリングして、連立方程式のバンド幅を小さくするsubroutineが使われています。
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