Three Dimensional Finite Element Method
Sound Eigenvalue
-8

次にj を2 からm-1 まで変化させ、以下の計算を行います。

●(7) [A]{Uj}

●(8) αj={[A]{Uj}}T{Uj}

●(9) {Rj}=[A]{Uj}-αj{Uj} -βj-1{Uj-1}

●(10) βj=√({Rj}T{Rj})

●(11) {Uj+1}={Rj}/βj
そして最後に以下を計算します。

●(12) {Um}={Rm-1}/βm-1
以上の計算から得られたαとβを下のマトリクス[T]に代入します。このマトリクスは、三重 対角行列になっているため、Bisection 法により固有値を計算できます。

そして固有値(λ)は、次の問題を解くことにより得られます。ここに、{ξ}は固有ベクトルに なります。

[T]{ξ}=λ{ξ}

得られた固有値と正規固有ベクトルをλk と{ξk}で表すことにします。 すると、[A]{y}= λ{y}の固有値問題に対応するベクトル{yk}は、以下により得ることができます。

{yk}=[U]{ξk}

ここに、[U]はLanczos法によってえられた下に示す正規直交ベクトルの集合体です。

[U]=[{U1},{U2},........., {Um}]

そして、[K]{x}= α2[M]{x}の固有値問題に対応する固有ベクトルは、定義に従い以下に示 すように[B]T で変換する必要があります。

[B]T{xk}={yk}

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