Three Dimensional Finite Element Method
3D Solid Example
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上の表にあるξとrをプロットすると以下が得られます。3Dim ξの線が今回の計算によるものです。 その他の線は2次元の結果です。

上に示す2次元と3次元の計算結果から言えることは、Free Selection 2点法の低減精度積分法を用いれば より真に近い計算結果をえることができます。つまり、アワーグラスを発生起こすことなくShear Lockingを 制御できるということになります。市販のアプリケーションソフトですと、積分点数を減らした低減精度積分法で Shear Lockingを制御しようとしているため、どうしてもアワーグラスが計算結果に載ってきます。

■自由端に集中荷重を受ける片持ばり■
もう一つ例題を紹介しておきます。前回は自由端にモーメントが作用している場合でしたが、 今度は片持ばりの自由端に-Z方向の集中荷重を受けるときのビームの変形を計算してみました。 ビームの形状および座標システムは、前の問題と同じですが、拘束点での条件が違います。 全ての変位がゼロに拘束されていると仮定します。つまり、u=v=w=0 at x=0。 また、自由端では、下図に示すように合計でP=-1000Nの力が掛けられています。

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