■Program: BEM8LINU.FOR■
ここで紹介するprogramは、以前に紹介したBEM8LINQ.FORと殆ど同じです。
ただ違う点は、下式のC(ξ)の計算式に対応するために、Program BEM8LINU.FORに多少の変更がなされています。
下式は、次に紹介するHelmholtzのページで詳しく説明します。
変更箇所を下表にまとめておきます。
Subroutine 名 | ξ がhole の中 | ξが領域内 |
---|---|---|
MTXFORM | C(I) = 0.D0 | C(I) = 1.D0 |
DOMAIN | C = 0.D0 | C = 1.D0 |
■計算例■
では早速、導線の表面にだけに磁束密度を与える場合のΔPの計算を実行してみましょう。
計算を行う前に、導線の表面を境界要素法の要素で分割する必要があります。
ここでは、下図に示す様に、線形要素を用いています。
番号のふり方が、時計の針の回転方向と同じになっていることに注意して下さい。 この様に節点番号をふると、円が孔になります。つまり、円の中が領域の外(exterior)になります。 このことは、前に詳しく説明しましたね。
上の図をベースにして、入力データファイルBEM1.DATを作成できます。 このデータは、SETU.FORでも作成できます。 この場合、2つ孔(導線)の中心間の距離は、d=6 になっています。定数は、前と同じ K(または1/μ)=1, S=1 にしてあります。
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