■Dupuit's Assumption■
Phreatic surface をもつaquifer ( water table aquifer ともいう) での水の流れの計算を行う場合、前にも述べましたが、どうしてもseepage face を無視することは出来ません。しかし、
の値が小さいと、seepage face の長さは短くなります。例として下図を見て下さい。上流側の水頭が5.0、下流側の水頭が2.0、そしてaquifer の長さが10.0になっています。この場合、seepage face の長さは、0.07になっています。
また、Phreatic surface の勾配が、前例よりもなだらかであるため、等ポテンシャル線は、より垂直に近くなっています。
前置きが長くなりましたが、ここで紹介した例題の様に、seepage face が短いと無視することも可能になります。そして、seepage face を無視することをDupuit's Assumptionといいます。
では、Dupuit's Assumption を使うと支配方程式が、どう変わるか考えてみましょう。まず、より現実に近いaquifer を下に示します。
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