■2次元 Horizontal confined aquifer の例題■
ここでは、時間依存(非定常)の例題を紹介します。定常ですと、あまりのも簡単すぎますので。なにせLaplace equation を解くだけですから。
計算に用いたbasic paramater は、下表の通りです。計算例を示すことが目的ですから、transmissivity や storage coefficient は、実測の数値ではありません。
項目 | プログラム変数名 | 値 |
---|---|---|
Transmissivity | EXX, EXY, EYY | EXX=1., EXY=0., EYY=1. |
Storage coefficient | STORAGE | 1.0 |
Time increment | DT | 0.1 |
Number of time steps | MXNTIME | 100 |
時間項の処理方法 | THETA | Crank-Niclson method (THETA=0.5) |
Hydraulic Head の初期条件は、h(x,y,0) = 0. としました。境界条件と要素分割、およびMXNTIME=100 (t=10)でのHydraulic Head を表す等ポテンシャル線は、下図の様になります。
Boundary conditions, Element discretization, and Equi-potential lines |
---|
この計算と作図には、下のプログラムを使いました。解析ソフトのIMP4Q.FOR を改良すると、様々なタイプの confined aquifer の解析に使えます。
項目 | プログラム名 | 作成されるファイル名 |
---|---|---|
Input Data 作成 | SET4IMP1.FOR | IMP4Q.DAT と PARAM.DAT |
解析 | IMP4Q.FOR | SOLUTION.BIN と SOLUTION.FEM |
グラフィック Data 作成 | IMP4GFILE.FOR | ELEMENT.OUT と POTENTAL.OUT |
グラフィック | 表計算ソフト:エクセル | 散布図 |
ファイルPARAM.DATは、プログラムIMP4Q.FORとIMP4GFILE.FORの配列を制御するためのパラメーターが書き込まれています。 プログラムIMP4GFILE.FORが出力するファイルは、直接、表計算ソフトのエクセルに読みこせて下さい。データタグで2列の データにした後散布図として描けば上の図が得られます。色は後でペイント等で付けて下さい。
BACK | NEXT |
---|
Menu | Intro | G-EQ3D | G-EQ2D | WELL | Solute |