Fluid Dynamics
Coupled with Heat Equation-8

■解析例 その3■
今度は、縦長の領域で同様な解析を行ってみることにします。粘性係数と熱伝達係数をもとの定数に戻します。つまり、NSTEQ8DD.FORを使っています。領域は、下に示すように、幅3cmに対し、縦を20cmにしてみました。左側面は摂氏0度に、右側面は8度になっています。詳細は、入力データ作成プログラムSET4NST4NEW.FORを参考にして下さい。

図は、左から要素分割(WxH=14x56)、t=3600secでのStreamfunction、t=7200secでのStreamfunctionです。結果から解るように、領域を縦(重力加速度方向)に長くすると、流れの左右対称性が崩れてきます。この計算も、定常に到達しませんでした。多分、波長の長い周期で振動しているのでしょう。
Streamfunctionの図で、青色は反時計方向の回転の流れを、そして黄色は時計方向の回転の流れを意味します。

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