Parametric Representation of Boundary Elements in 2Dim
Linear Element-15

計算結果を下表に示します。プログラムでは、入力データの入っているファイル名をBEM1.DATとしています。そして、結果は、ファイル名SOLUTION.BEM へ入ります。

ファイル4要素分割8要素分割
入力(Filename=BEM1.DAT) 4要素分割の入力データ 8要素分割の入力データ
出力(Filename=SOLUTION.BEM) 4要素分割の出力結果 8要素分割の出力結果

8要素分割の結果をグラフ化すると、下図の様になります。結果は、厳密解と同じです。出力結果を見ると、小数点以下4桁目で、やっと誤差が確認できます。また、4要素分割でも、同じ様な結果が出ています。領域内のポテンシャルの値は、C(ξ)h(ξ) を意味するCI*TEMPERATUREで表してあります。h(ξ)を得るためには、C(ξ)のFREE TERMで割る必要があります。

連立方程式[A]{X}={RHS}を直接的に生成しない従来のプログラム(境界要素法の書物を参考) では、上図の90度のコーナー(h=100)で問題が発生し、有限要素法と比較にならない粗悪な結果を出力してしまいます。

次のセックッションでは、粗悪な結果の原因になっているCorner Problems を紹介します。

BACK NEXT Corner Problems
Menu Linear Corner Mixedform Parabolic Example