計算結果を下表に示します。プログラムでは、入力データの入っているファイル名をBEM1.DATとしています。そして、結果は、ファイル名SOLUTION.BEM へ入ります。
ファイル | 4要素分割 | 8要素分割 |
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入力(Filename=BEM1.DAT) | 4要素分割の入力データ | 8要素分割の入力データ |
出力(Filename=SOLUTION.BEM) | 4要素分割の出力結果 | 8要素分割の出力結果 |
8要素分割の結果をグラフ化すると、下図の様になります。結果は、厳密解と同じです。出力結果を見ると、小数点以下4桁目で、やっと誤差が確認できます。また、4要素分割でも、同じ様な結果が出ています。領域内のポテンシャルの値は、C(ξ)h(ξ) を意味するCI*TEMPERATUREで表してあります。h(ξ)を得るためには、C(ξ)のFREE TERMで割る必要があります。
連立方程式[A]{X}={RHS}を直接的に生成しない従来のプログラム(境界要素法の書物を参考) では、上図の90度のコーナー(h=100)で問題が発生し、有限要素法と比較にならない粗悪な結果を出力してしまいます。
次のセックッションでは、粗悪な結果の原因になっているCorner Problems を紹介します。
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