とにかく、持ち物を整理し、羽田へ向かいました。出発は1975年8月31日夕方でした。空港まで送っていただいた親戚の方にお別れをして、飛行機にのりました。 羽田を飛び立ったまでは良かったのですが、私が乗ったBoeing747の部品の1つが故障し、羽田へ引き返すことになりました。その後の飛行日程を大幅に変更させられることになり、 まだ英語を話せないころだったので、目的地に到着するのに苦労した記憶があります。
目的地は、The State University of New York at Buffalo(SUNY at Buffalo)の中にある英語学校でした。
この大学は、94校あるNew York州立大学で、唯一の総合大学です。大学は、Amherst市にあるAmherst Campus と Buffalo市にある Main Campus の2つのCampus から構成されています。
Buffalo市の名物といえば、町が汚いことと、スパイスのきいたChicken wingsです。なかなか美味しいです。これに比べると、名古屋の手羽先はかなり甘いですね。
それからBuffalo市には、数年前から地下鉄(たしか東急車両)が走っています。地下鉄といっても、Downtown部分は路面電車風になっています。
この地下鉄は曲者ですので、利用する時には次の事柄に注意して下さい。まず、切符は、自動販売機で買います。買うときは、行き先ボタンを押してからお金を投入して下さい。
また、Downtownで利用するときは、必ず切符を購入してから乗車して下さい。さもないと無賃乗車扱いになります。ところが、切符を買う場所がなかなか見つかりません。
もう1つ大きな名所が近くにあります。
大学から西へ車で30分走るとナイアガラの滝(Niagara Falls)に到着します。ナイアガラの滝は、1つでなく、
大きく分類するとHorse Shoe(カナダ側)(写真)とAmerican Fallの2つに別れています。
水量では、Horse Shoeが全体の70%位です。
余談ですが、ある寿司職人の話では、ナイアガラの滝の水は、化学薬品の匂いがするそうです(さすが寿司職人)。
工場からの排水が大量に流れ込んでいる証拠ですね。ナイアガラの滝は、Lake Erie から Lake Ontario に流れているナイアガラ川の途中に位置し、
毎年少しずつLake Erieの方へ移動しているそうです。また、ナイアガラ川の水量と落差を利用し、アメリカとカナダ側に大きな水力発電所があります。
ナイアガラについてもっと知りたい方は、現地に旅行されるか、ここをクリックして下さい。
6-8月にかけて、一番旅行者が多いです。私は、10-12月のナイアガラの滝が好きです。紅葉が奇麗で人が少ない。私は、20回位行きましたよ。
この大学から東へ車で2時間行くと、Rochester市に着きます。ここは、KodakとXeroxで有名な町です。Kodakの写真博物館があります。 ここには、3原色でなく2色カラー写真もあります。
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