これまでに説明してきた計算を、全節点へSource point を移動して行います。すると、未知数が8個でマトリックスが 8x8 の連立方程式が出来上がります。つまり、下式です。
マトリックスを作り上げるのがちょっと大変ですね。頭がくしゃくしゃになる一歩手前といった感じですか。とにかく、ここの部分は、しっかりと理解して下さいね。そうでないと、この後の展開についてこれなくなりますので。ところで、実際の計算結果については、Program の紹介のところで再度説明します。
Heat Flux のq2 (q6も同様) について簡単にコメントしておきます。q2と掛け算されるAi2 には、要素1と要素2からなるGikで構成されています。つまり、q2は、qn2(1) と qn1(2) の平均値になっていることになります。 例題の場合、qn2(1) と qn1(2) の方向は同じですので、何の問題も生じませんが、もし、要素1と要素2 が一直線上にない場合(節点2の内角が180度でない場合)は、ちょっと問題です。これについては、Corner problems で説明します。
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