■POINT SOURCE の概要■
有限要素法では、取扱が面倒な Point source/sink が、境界要素法では、わりと簡単に扱えます。地下水において、Point source/sink は、ポンピング井戸にあたります。
では、Point source/sink が式でどの様に表されるかを見てみましょう。下式は、以前、Laplace 式 (正確にはPoisson式) から導いた境界積分式です。
Point source/sinkに関係する部分は、上式の右辺の関数 φ(x) です。この関数は、領域全域に分布する aquifer の体積当りの source/sink (単位=1/[T] ) です。しかし、Point source/sinkは、下図に示すように関数 φ(x) が分布しているのでなく、数ヵ所に集中しています。ここでは、集中している量を Qi で表すことにします。
Qi は、面積×φ(xi) ですが、Point source/sinkを再現するには、Qi∫∫δ(x, ξi)dA となります。そして、 Qi は、点で表されていますので、境界積分式は、次の様に書くことができます。
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