パンの価格は、日本の約1/3位です。果物類の価格に関しては、日本の約1/2-1/10位です。理由は、物の外観をきにしないからです。
車にかかる費用として、まず燃料は日本の約1/3位、高速道路代はほぼゼロ、車検は毎年あるが費用は約1000円/年、 保険は5万円/年、 車の税金は5000円/年、免許証交付は $50/3年、Air-Filter, Oil-Filter, Oilの交換は約1500円(自分で交換する)などです。
航空運賃は、日本の料金の1/2以下です。国際線になるともっと安くなります。New York-成田間往復を例にとると、私が経験した最安値が$530でした。通常は$800で、高くても$1000でした。今はどうなっているか知りませんが、多分同じ位でしょう。
アパートは、都市間で様々ですので、なんとも言えません。まー、日本の半額でしょう。
アメリカに着いて数週間たつと分かりますが、物すべてが、”がさつ”または、”ざつ”にできています。 衣類が、よい例です。しかし、よく考えると、日本で売られている物の様に、奇麗に作って高く買わされるよりかは、雑で安い方が学生の私には好都合でした。
さて、話しを大学に戻します。卒業に必要な単位数は、確か132単位だったと思います。最初の2年は教養課程で次の2年が専門課程でした。専門課程は、数学や技術の授業が多いのでなんとかスムースにいくのですが、留学生にとっては、教養課程が大変です。なにせ数学や物理に関係ない授業を24単位もとらなければならないからです。私は、留学生用の英語(4単位)、スペイン語(8単位)、フランス語(8単位)、絵画(4単位)を取りました。まー、とにかく卒業出来れば”よし”ですからね。
3年と4年生のときは、教授からTAの仕事を貰えたため、少し学業がスローペースになりましたが、なんとか1980年2月に卒業できました。入学したのが1976年9月ですから、トータルでちょっとハイペースだったといえます。アメリカの大学では、通常2月、6月、9月に卒業できます。まー、いつでも卒業できるということです。
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